地底獣国

マイティ・ソー バトルロイヤルの地底獣国のレビュー・感想・評価

3.9
ヴァルキリー(ブリュンヒルデ)、コーグ、ミーク他初登場。

「ロキ」シーズン2開始にあわせて復習。

トリックスターからコメディリリーフへ。

自分の像を建てさせたり劇団アスガルドに自分が「死ぬ」ところ演じさせて悦に入ってたら兄上にとっちめられるところも、ストレンジ先生の魔術で延々落下し続けるのも、サカールに飛ばされても得意の話術でグランドマスターに取り行って上手くやってるのも、ハルクの姿見てアワアワするのも、なんだかんだで兄上を見捨てられないのもいちいち堪らん❣️

オーディンをミッドガルドに追放したのが遠因でヘラが復活しちゃうのはアレだけど、悪いのはヘラのことをずっと隠してたオーディンだし。

ソーとのイチャイチャぶりも相変わらず楽しくてずっと見ていたかったんだけど関係性が近くなり過ぎて前作までのような緊張感が薄れてしまったんで潮時だったのかな。

ロキの事だけ書いて終わるのもどうかと思ったんで少し追加。オーディンとの別れをしんみり描いた後で「実はこんな非道い事やってました」ってバラしたり、ウォリアーズ・スリーあっさり全滅させたりする意地の悪いところも結構好き。個人的にワイティティの映画ってシリアスとコメディのバランスが不味く感じることが多いんだが何故か本作では波長が合って終始ニッコニコで観ることが出来た。

あと忘れちゃいけない「信用できる男」カール・アーバンが本作でも十二分に期待に応える活躍?ぶり。二丁アサルトライフルでキメキメからの「やっぱりね」とか良すぎて困る(ドラムマガジン用意しておけば…)。

といった具合で、「インフィニティ・ウォー」の前振りとして実に良い感じだった一本。

おまけ:「移民の歌」を使うのって、もしかしてワンダーウーマン見て(というかテーマ曲聞いて)思いついたん?
地底獣国

地底獣国