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マイティ・ソー バトルロイヤルのxavierのレビュー・感想・評価

4.0
死の女神の復讐が始まる…
アベンジャーズのメンバーであるソーのを前に、邪悪な敵ヘラが現れる。ヘラはソーの武器ムジョルニアを破壊しソーを宇宙の果てへと飛ばしてしまう
そこで囚われの身となったソーは脱出をかけてチャンピオンと対決することになり彼の前に現れたのは"アイツ"だった…
ストーリーはこんな感じ。
オープニングのレッド・ツェッペリンの曲って思いきり、この作品のネタバレになってない?…
と思いながら観始めたんだけど、この作品ソーの感じが違うよね。
今までは結構タフでクールなイメージが強かったんだけど、弱さを見せたりフザケたりもする。監督がタイカ・ワイティティに変わったからなんだろうけど、親近感がずっと増した感じ…

ストーリーの方も、いきなりソーとロキのソックリさんによる劇が繰り広げられたしね。その後もシリアスな展開にコメディ的な展開を上手く混ぜながら話しは進み、2時間越えの作品にしてはテンポが良かったしね…
ただ不満なのはバトルシーン!
今回の敵であるソーとロキの姉でもあるヘラがねぇ…
ソーのハンマー(ムジョルニア)を片手で止め、握り壊す事も出来るほど圧倒的な力を持っているのに"強敵"って感じがしないんだよね。
まぁ、バトルシーンが少ない事とキャラに憎々しさがあんまり湧いてこないのも原因なのかもね。初めて出てきたキャラにしては出てくる回数も少ないしね。

"フェーズ3"もこの作品を除くと3作品って事で、ソーも色んなキャラと絡み出したよね。ロキと父オーディンを探しにやって来た地球ではドクター・ストレンジと初絡みを果したし、飛ばされた星では"アイツ"と久々の再会も果たしたしね。そしてこの星からヴァルキリーも登場したしね。ちょっことだけど"ブラック・ウィドウ"も出てきたしね…
それにしてもタイカ・ワイティティ、自分の作品に出演するよね。今回の役なんて解りもしなかったしね…

長かったアベンジャーズマラソンも残すところ、後3作品。
次はいよいよ"インフィニティ・ウォー"だなぁ…
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