EDDIE

マイティ・ソー バトルロイヤルのEDDIEのレビュー・感想・評価

4.0
前2作よりコメディ色が強くなり、好みの作り方だったものの、ラストはやや無理矢理感が?戦闘シーンよりも細かなセリフや演出の方に興味をそそられました。

本作では何よりも「ロキで存分に遊んだ」感が楽しめます。1作目「マイティ・ソー」では兄と敵対するヴィランとして、2作目「〜ダークワールド」では兄と共闘するものの何を企んでいるかわからないミステリアスな存在として、その魅力を発揮していたトム・ヒドルストン演じるロキ。
そんな謎めいた役柄ながら、本作では面白キャラ具合が強調され、さらにファンに愛される存在になったのではないでしょうか。
ドクター・ストレンジから時空間に飛ばされた時の30分落ち続けたところとか笑わないわけありません。あとはソーに物を投げつけられたりともはやいじめられっ子状態です。

今回は2人のさらに上の姉の存在が明かされ、しかも彼女が死の女王っていうハンパなくチートに強い設定。
ソーもロキも赤子のように扱われ、浅野忠信のホーガンなんて…という具合です。
そんな最強キャラ・ヘラを演じるのがケイト・ブランシェットお姉様。説得力ハンパねー!
なのに最後の最終決戦の結末がよくわからんというか…うやむやというか…

ただ個人的には新たなキャラも出てきたり、それこそロキに笑わせてもらったりと作品自体は楽しませてもらいました!

テッサ・トンプソン演じるヴァルキリーも伝説的な立ち位置にしては中途半端感が否めなかったけど、ここでソーを演じるクリヘムとの絡みがあったおかげで、「MIBインターナショナル」のタッグがまた胸熱ですよね。楽しみです。
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