こ

さらば青春の光のこのレビュー・感想・評価

さらば青春の光(1979年製作の映画)
3.5
爆音映画祭in松本のラスト。

ブライトンでの暴動まではちょっとキツイかな…と思ったんだけど、そこからはけっこう楽しめた。

観終わった後にちょっとこの映画について調べたんだけど、当時のモッズブームとか同じ時期に起きた若者の暴動とか、ある程度の知識を知った上で観ないといまの感覚で観たらただ単に若者がギッタンバッコン暴れまわるだけの映画にしか捉えられないのかなと。もちろんThe Whoも。

自分って若者の鬱屈した気持ちから暴動に走るのってあんま心そそられないんだなと改めて気付かされたというか…享楽的に日々を過ごす人たちにシンパシー覚えない。自分の中に不良に対する憧れがないんやなと。でも先述したようにブライトン以降の主人公ジミーの破滅ぶりでようやくシンパシー覚えた。ステフにも言われるけど何もかも自業自得なんだよね…。でもだからって何なんだよってなるのも好き。

あとここ最近思ったんだけどラストシーンで海が出てくるシーンはだいたい面白い気がした。
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