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コーダのhariのレビュー・感想・評価

コーダ(2013年製作の映画)
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死を受け入れられない男の願いがあまりにも普遍的で素朴で、だからこそ未練が感じられて重かった。
恋人との描写も代わり映えのない日常のワンシーンで。その特別感のなさが、男にとって死が意識の外にあった証拠というか、当たり前に人生が続くと思っていたから普通に日々を過ごして来たんだなと思わされて。じゃあそれがいきなり途切れてしまったやりきれなさは途轍もないだろうな、と。
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