このレビューはネタバレを含みます
❶2018/11/04
❷2021/02/15
声、後撮りしてるのかな?っていう
変わった音声に戸惑ってしまい
スタートダッシュ失敗してしまったんですが、
うわうわうわ、やばいやばい。
映画好きならすぐにわかる
異様なカメラ割りの連続、
コラージュしたかのような映像。
【グザヴィエ・ドラン】監督の
作品なんかを見てるかのような、
映像で遊んでいる感がひしひし伝わってくる。
画面演出だけで
満足度の8割が埋まるんじゃないかと思うほどに
凄まじい映像の連打が
あれよあれよと押し寄せてきます。
もう、映像の流れだけで面白いってなんだ?
その面白さが落ち着く間も無く、
次はストーリー。そして
眼光血走る俳優さんたちによって繰り出される
文句なしの狂演。
一気に見てしまったら
勿体無いんじゃないかと思ってしまう、
とんでもない価値を秘めた作品。
持ち物検査だけでよくここまで面白く、
スリリングで広がりのある話が作れるな…。
恐ろしい作品が世の中には溢れてる…。
パッケージだけだと絶対に見てなかったな…。
【狂覗】で"きょうし"と読みます。面白かった。
これは、まじでやばい…。
ありがとうございました。