片腕マシンボーイ

神さまの轍 check point of the lifeの片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

2.3
ロードバイクはよう知らんけど天音くん×津田寛治なら鉄板!つって観たら……、まぢ何が言いたいのか微塵も理解出来ないシャバシャバの安いドラマ見せられて、せめてスポ根くらいはしてくれや!って震えながら観ていた、コクが一切ないお粥か薬膳スープみたいな作品やったねぇ……身体に良いかは知らんけども

中学生の頃に出会ったロードバイクに熱中していたふたり、片やプロになり、片や就職し自転車自体乗らなくなっていた、そんなふたりがツール・ド・京都で盛り上がる地元で久々に再会したぞ!って話

くぅ、圧倒的な話のつまらなさになんでこの企画が通ったのか謎すぎる!要はそのツール・ド・京都っつ〜のを開催する自治体を盛り上げるべく撮ったご当地映画やったのか?とも思ったが……調べたとてそんな話も出てこず、そもそも町がそないに魅力的に撮られていることもなく
とにかく、学生時代に競技用自転車に出会ったふたりが、片やプロとして才能をメキメキ伸ばすもある事故で挫折、片や就職に挫折し日々を淡々と送る、そのドラマが薄味過ぎて、え?ダイジェストでも見せられてんのか、つって……そんなふたりが再会し、後半に向かって盛り上がっていったとて、こちとら既に置いてきぼりくらってっから何見せられてんのよ、良い話っぽくしとけば感動する思ったら大間違いやで!って鼻ホジるしかなかったんよ

せめて、そんなふたりが互いをバチバチライバル視して熱いバトル!ラストの上り坂で天賦の才を迸らせる元プロと、努力と根性で食らいつく塾講師の激しい抜き合い刺し合いどっちが勝つんや?な胸アツ展開あったらまだ観れたんやが、なんか中身が無いまま自転車疾走させて終わった……高校生が好きな子に会うためにケッタマシーン全力疾走させると問答無用でキュンしちゃうマシンボーイも本作では微塵もときめかなくてガックシきたね

ちなみに天音くんは主人公ふたりのうちの塾講師の方、天音くんが先生とかめちゃ優しそうで最高やね!なったんが本作のピーク、津田寛治は天音くんたちが中学生の頃の担任の先生、津田寛治が先生やと「でっきるっかな🎶」のリズムにのって生徒の死体を改造し始めそうでワクワクするよなぁ!ぺろぺろ
他にもアベラヒデノブや六角精児あたりもマシンボーイは好きやが、正直チンともマンとも言いようが無い無風映画でしたねぇ、ロードバイク映画ならやっぱり「ベルヴィル・ランデブー」観た方が良いね、犬がブス可愛いしさ!ぺろぺろ