TEL

ガールズ&パンツァー 最終章 第1話のTELのレビュー・感想・評価

4.3
<良かったけど短い>

2回映画館で観ました。戦闘シーンの迫力も日常シーンの和気あいあいとした場面も大満足!ただ、短い。もっと新しいキャラクターたちを掘り下げた描写とか、戦闘シーンのボリュームなどを増やして欲しかったですね。ただ、6章構成ということなので、本領発揮は2章以降ということでしょうか。




※ちょっとネタバレがあります。





1.ストーリー
まさかの桃ちゃん先輩が「留年か!?」と徹底的に周りからイジられ、実は浪人しそうだということでまたイジられ・・・そんな桃ちゃん先輩を大学に合格させるために今回から始まった大会で優勝するんだ!というのが筋書き。ちなみに大洗女子学園の隊長がみほではなく桃ちゃん先輩になって実績を作ってもらおうという流れです。

でも、今回の1話は日常回と言ってもいいのではないでしょうか。いつものごとく1回戦の試合相手の学園艦に優花里が潜入する動画があったり、戦車がまだ学園艦のどこかに眠っていないか探すため、艦の下層に潜っていったら新しい出会いがあったり・・・そんな下層に潜伏する落ちこぼれの集団が今回の新キャラ。

新キャラ達と一悶着も二悶着もありなんとか仲間になった彼女たちと大会に出るんですが、第1回戦のBC学園がこれまた癖の強い人達で・・・でもBC学園のお嬢様キャラは可愛い・・・そんな対戦相手と試合中に1話が終わる、という感じです。BC学園との戦車戦は一見大洗が優勢だったのですが実はBC学園のとある工作だということが判明してからはかなりの劣勢になってしまうという怒涛の展開に手に汗握りましたね。次はどうなってしまうんでしょうか?

50分位の話なのですが、長くもなく短くもない、ちょうどよい長さですがやっぱりもうちょっと観たかった。次回2話にもかなり期待しています。


2.キャラクター
冒頭からほぼほぼ全キャラが活躍していました。ガルパンの良いところはキャラがやたらと多い割には全キャラちゃんと立ってるところでしょう。ねこにゃーも自動車部もちゃんと出てきてました。

今回は生徒会メンバー、桃ちゃん先輩がMVPですかね。留年!?浪人!?と話題をかっさらって全員が桃ちゃんを助けようと頑張るというストーリーだとは思いもしなかった。アニメシリーズや映画は「廃校を阻止」だったのに、最終章はいきなり「留年・浪人を阻止」というかなり現実的な物語になっているとは・・・だからギャップが面白すぎました。

そして2組の新キャラたち。大洗の学園艦下層に住む落ちこぼれ集団の5人組、BC学園のお嬢様。。。はっきり言って癖が強くてキャラが濃いですね。まだまだ出てきて数十分なので次の話でより個性的で面白く可愛い部分が観れればうれしいですね。
TEL

TEL