備忘録

写真甲子園 0.5秒の夏の備忘録のネタバレレビュー・内容・結末

写真甲子園 0.5秒の夏(2017年製作の映画)
1.4

このレビューはネタバレを含みます

私自身カメラが趣味なので観る前は楽しみだったんですが、ちょっとよくわからなかったです。

あ!でもこれだけははっきりわかった部分なんですけど、3日目で先生が言う「自由に人も撮れない世の中なんて、悲しいですよね」っていう言葉に一番カメラ業界の闇を感じました!!
2020年頭に某カメラ会社のPR動画が炎上しましたけど、こういうことですもんね。

一番の見どころは間違いなくエンドロールです、そこだけは本当に涙がでました。




冒頭の『こんな写真撮ってます!』っていうのを切り取って映す手法はすごく面白くてワクワクしたのに、そのあと占い師に食ってかかるおじさんの演技が最初からわざとらしい…っていうのはまだましで、そのあとは1時間近くキャッキャッ言ってるJKを眺めているだけで本気で苦痛でした。
とはいえ「見ててイライラするっていうのはある意味リアルな女子高生だな…」とも感じたので、映画に入り込めた時の没入感はやばそうです。

ただ…イライラする理由のひとつに、演技テンションが笑顔!不機嫌顔!泣き顔!困り顔!たまに無表情!って感じに漫画みたいな100%感情顔ばっかりなのもあると思うんですよね…。
とはいえ、メイン女の子3人はめちゃくちゃ可愛いし関西弁も違和感なかったしで良かったです!!最高~~~!!!!

ど~~~しても気になったのが、甲子園と名打ってるのに審査の時に他の学校の写真を見せないのがズルい。自分たちとの闘いっていうのはわかるんですけど、もっと他校同士で闘ってほしかったです。

あと2日目で先生が「これは独り言だけどぉ!もっと上を見ろぉ!!」ってアドバイスするの、お馬鹿すぎな上にただの規則違反なので純粋に不愉快になりました。1日目ならわかるけど2日目にそれやるって…昨日の夜何してたんだ??指導もせず生徒ほったらかしてススキノでも行ってたのかな???
そういや2日目の発表時に関西の子らがスンスン泣いてるのもまたイライラしちゃいますね。
それに東京の学校の写真はなんでないの??あいつら東京帰った???

その東京のメンツが3日目で急に病院行きになるのにも、急に椅子工房の中を撮らせてもらえるのにもびっくりしました。

そのあとからは…映画を観た記憶がありません…………。


とにかくもう話がブレにブレていい感じに頭がクラクラするし、「自由に人も撮れない世の中なんて、悲しいですよね」なんてことを作品のテーマのように語らせている、本当にキワどい映画だなと思いました。
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