ふわとろ

コードギアス 反逆のルルーシュⅠ 興道(こうどう)のふわとろのネタバレレビュー・内容・結末

4.4

このレビューはネタバレを含みます

TV版は何周もしたけど総集編を観たことがなかったので観てみました。

やっぱり面白い!
アニメをよく見るようになってから11年くらいたつけど1番面白いアニメは?と聞かれたら必ずギアスをお勧めしてる。

TV版と同じ展開と思ったらかなり違ったし
新規のカットも結構追加されてたので楽しめた。

大きな違いとしてはマオが出てこない。
それに伴い、ヴィレッタを撃ったのがシャーリーじゃなくてディートハルトになってた。
あとアフレコも再録なので、声優さんの演技とか台詞の言い回しも少し異なってたし、シーンでかかるBGMも違っていた。
そうやってTV版との小さい違いを見つけるのも面白かった笑

ルルーシュが「ナナリーだけでも幸せになれる世界を」と決意するシーンではルルーシュが自分の幸せや他多数の幸せよりナナリーの幸せを望んでいて、これが後のあらゆる場面で重要な要素になっていくと考えるだけで涙が出てくる。

ゼロという仮面とルルーシュの内面を描いていることがこの物語の面白いところだなと改めて感じた。
ゼロの時に、「覚悟を決めろ、正義を貫け」と発して、ランスロットのパイロットがスザクと知った時は動揺して指揮が出来なくなり撤退を選ぶなどルルーシュの悪になりきれないところが好感を持てる。
元々手段を選ばないと決めているだけであって望んで殺しや襲撃をしているわけではないし

印象的なセリフはCCの「雪がどうして白いか知っているか?自分がどんな色か忘れてしまったからさ」というセリフ。
CCの過去を知っているととても悲しいセリフだったし、比喩表現の仕方もとても好き。
そのセリフの戦いの後に、ルルーシュがCCの名前を呼び「一度しか言わない、ありがとう」と感謝して、CC側も「感謝されたのは生まれて初めてだ」と嬉しそうに言っていてこの出来事がCCのルルーシュに対しての見方(感情)が変わった大きな原因なのだと感じた。
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