そらぴよ

コードギアス 反逆のルルーシュⅠ 興道(こうどう)のそらぴよのレビュー・感想・評価

3.7
「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる」

記憶を消して、もう一度楽しみたい作品。中学生の時にこのコードギアス 反逆のルルーシュという作品出会ってしまったから、厨二くさいやつになってしまったんだと思う。日本の数多くあるアニメでも、ベストテンに入る面白さ。

本作はコードギアス 復活のルルーシュ上映前にテレビ版1期、2期を劇場版三部作として再編集した三部作の1作目。確か前にも総集編って言うか、ガンダムで言うところのスペシャル・エディションがコードギアスでもありましたが、それとはまた別です。

ストーリーはルルーシュが黒の騎士団を率いて、藤堂鏡志朗を救出しに行きます。そこでランスロットのデバイサーがスザクだったって所までです。マオのストーリーは省かれてました。マオの時に録画で攻略するの凄い驚いたし、コレが基本戦術のひとつのルルーシュ頭良すぎる。このシーンなくなったのは残念だけどまぁ劇場版ならいらないよね。代わりにルルーシュがダーツしてるシーンが追加されています。エッチだよ、ダーツしてるルルーシュ。

このコードギアスの名言が沢山出てきます。

「売っていいのは撃たれる覚悟のあるヤツだけだ」

この第1話で言ったこのセリフが後々本当に最後の最後まで貫き通す。しかもこのセリフが…。熱い、熱すぎるよコードギアス。

「ルルーシュ。雪がどうして白いか知っているか。自分がどんな色だったか忘れてしまったからさ」

成田連山の際にC2がルルーシュに言ったこのセリフ、自分の名前を忘れてしまった事を表している。エモい、エモすぎるよコードギアス。

「ナナリーが幸せに生きていける世界を創ることは、全てに優先される」

このコードギアスというお話は妹が平和に暮らせる世界を作るというシスコンのお話なのです。結果のルルーシュ、過程のスザク、そして山を登るなら当然目指すのはてっぺんだけど、景色も楽しみたい僕。この三つ巴が最高に面白いのです。
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