イエモン再結成後の全国ツアーの裏側ドキュメント映画。
人間臭いイエモンを見たいならオススメですが、
カッコよくて華やかなイエモンを期待するとガッカリします。
着替えたり食事したりリハしてるシーンが延々と続き、やっとライブシーンが始まったと思ったら、ど真ん中のヒット曲ではなくて、その上途中でぶつ切りされるという体たらく、監督は全然ファンじゃないの?コアなファン過ぎて逆にこうなるの?
一通りライブもPVも見終わって、更にイエモンを知りたい人向けという感じでした。
ただ、文句ばかりではなくて、
再結成一曲目の「プライマル。」の前奏が流れた時のファン達のリアクションには、グッと来るものがありました。
菊地兄弟のお父さんが亡くなられた翌日の「球根」はフルバージョンで、歌詞を噛み締めて聴くことが出来ます。
1番の名シーンは、カウントダウンライブで声が出なくなってしまった吉井さんが、それでも最後に一曲「バラ色の日々」を、辛そうに歌うところでしょう。それをフォローするように一生懸命一緒に歌う観客達。
それも30秒ぐらいでぶつ切りやけど!
なんっっでやねん!!!
なんなんこの監督!
インタビュー中も足組んだままやし、
ラママでのライブに乗り気じゃ無い吉井さんのシーンなんてカットするべきやし。
嫌いやわー、、、
イエモンへのリスペクトが無いわ。
レビューの評価が高いのはイエモンへの評価であって、この映画への評価ではないように思います。