サマータイムブルース

バーフバリ 王の凱旋のサマータイムブルースのレビュー・感想・評価

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)
4.2
胸熱!!

1に続いて2を鑑賞
これ、別々の物語、というより、4時間40分に渡るスペクタクルな物語を、長すぎるので、前、後編の2部構成にした、って感じでした

内容は、簡単にいうと王家のお家騒動で、嫁姑問題、愛憎劇、権力争い、です

感想

国母シヴァガミ(ラムヤ・クリシュナさん)がさすがにおバカすぎるだろ?少しイラッとしました
息子や周りの嘘を簡単に信用して、騙されて、国をメチャメチャにしている
素直ないい方なんだと思うけど、人の上に立つのは向いていないと思われる
自分の上司がこんなんだったらやってられないよな、会社潰れちゃう
もし、彼女が今の日本に生きていたら、真っ先にオレオレ詐欺に遭っていたかも

アマレンドラ・バーフバリ(プラバースさん)が、国王になるか、デーヴァセーナ(アヌシュカ・シェッティさん)と結婚して、国を去るかシヴァガミに決断を迫られた時、「あなたの尊厳を守る」という誓いと、「何者の妨げに対しても正義を貫け」という言葉に従ってシヴァガミの誤りを指摘し、デーヴァセーナとの結婚を求めます
それに激怒したシヴァガミはバーフバリの国王即位を取り止め、追放し、従兄弟のバラーラデーヴァ(ラーナー・ダッグバーティさん)を次の国王に指名することを決断するのでした

「この宣誓を法と心得よ!!」
んな、バカな

ああ、この方さえしっかりしていれば、こんなことにはならなかったのに!!

マヘンドラ・バーフバリがマヒシュマティ王国に戻った時に、群衆から「バーフバリ!!」コールが沸き起こったのは、後編を見ると良くわかる、もう涙しかない

ところで、マヒシュマティ王国 = 神聖な豊穣の国
ここでは全てが絢爛豪華でびっくり
ベルサイユ宮殿ですか!?
建造物や、オブジェに至るまで、金ピカで、テーブルいっぱいに並べられた贅沢な食事
豊かな王国
自分のイメージするインドと違う

アクションは前作マシマシの大迫力で興奮しました
あんなふうに象の鼻伝って登ってみたい!
前作同様、CG感ありありなシーンは多少気になりました

個人的には奴隷であるカッタッパ (サティヤラージさん)がお気に入りです
自ら、心から信頼している主人を殺害せねばならぬ苦悩とは如何なるものだったであろうか

最後に、国王となったマヘンドラ・バーフバリは、国母シヴァガミを証人に、布告を発します

 民は勤勉と正義を信じ
 正しき行いに努めること
 これに反する行いをすれば
 首を切られ、奈落に落ち業火に焼かれる
 ここに国王が誓う
 この宣誓を法と心得よ!!

くう〜!!