すべての伏線回収がここでなされるので、前作をもう一度観てみたくなる。
カッタッパがバーフバリを殺すシーンは鳥肌モノ。
バーブバリ(息子)とバラーラデーヴァの対決のシーンはまるで神話の絵画ような美しい構図。
デーヴァセーナがセートゥパティの指を切り落とした罪で裁判に掛けられた際、バーフバリが「そなたの判断は誤っていた。切り落とすべきは指ではない、首だ!」と叫んでセートゥパティの首を切ってしまうシーンは、インド人女性のみやらず、痴漢など性的被害に遭った経験のある女性にはかなり痛快なシーンかもしれない。
ヤシの木をバネ代わりに城壁を超えるシーンなど、想像をはるか斜め上に超えていくあまたの展開に、興奮と笑いが同時に押し寄せて愉快で仕方がない。