猿の剥製卍

リンキング・ラブの猿の剥製卍のレビュー・感想・評価

リンキング・ラブ(2017年製作の映画)
3.8
主人公がときどき寺田蘭世に思えた。

俳優陣は結構有名どころ揃いなのに、女優陣が知らないのばっか。
でもそれがこのテーマだとやけにリアルで、これ多分そういう意図で作ったんでしょ?
良いキャスティング。

バブル崩壊直後ってあんなにバブリーだったん?
悲壮感漂い始めたたのはいつぐらいからなんやろか。

ビートは名車。
軽なのにミッドシップって。
でもその時代でオープン2シーターならNA6の方がぽい。

ランプの魔人がいまいちピント外れな叶え方でなんだかなーだけど、この話を成り立たせるにはこうじゃないと。

制服での公開練習は鳥肌。
伝説が始まる瞬間に立ち会えた気分。

ちゃっかり握手会やってて草。

フラゲとかめっちゃかっこよすぎて号泣した。
フラゲに恋チュンとか、本店の全盛期はすごかった。
だいたいの人が振り付け知ってて、その辺の人でも多少踊れるってまさに国民的アイドル。

しかし娘。とかあややを経ずにいきなり48だったとしても、果たして世間は受け入れるのだろうか。
BTTFのジョニビグッ同様気になる。
歴史にたらればはないというけど、興味深い。

アイドルカルチャーは日本が持つ素晴らしい文化だし、アイドル史は大衆芸能の歴史において本流のひとつ。
良い映画でした。




って、ググったら主役は本物のAKBメンだった。
猿の剥製卍

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