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リンキング・ラブのssr701のレビュー・感想・評価

リンキング・ラブ(2017年製作の映画)
1.9
冒頭からラップバトル…
つらすぎる始まりです
まあ最初のきっかけ程度なら
ともかくとして
このあと何度か出てくることになり
ホントにつらいです

さらにはランプの魔神が現れて
過去へタイムトリップするというストーリーが展開され…
えーっと…

その魔神役が西村まさ彦なのですが
キャスティングした方も
それを受けた本人も
いったいどういう気持ちだったのでしょうか…
楽屋に魔神の衣装が置かれているのを見てどう感じたのか
実際にその魔神の衣装を着て鏡の前に立った時に
どんな思いが胸に去来したのか
なんとも言えないわびしい気持ちだったに違いありません


なんだか安っぽいので
視聴するのをやめようかと思ったのですが
つい先日 実写版デビルマンを乗り切った私なので
耐性ができています
この程度で視聴をやめるほどやわではありません


するとご褒美とばかりに
石橋杏奈がラムちゃんのコスプレをするという
素晴らしい展開が訪れます!
ド素人が偉そうに文句ばっかり言って本当にすみませんでした…
今までのぬるい展開はご愛敬だったのでしょう
さあいよいよここからが本番です!

と色めき立つも
用意されたものはビキニとは呼べない
何やらモコモコした素材の露出度が低めの衣装…
これじゃ実写版デビルマンにおける
シレーヌを演じた冨永愛と同じじゃないですか!
そんなにお前らあれか!
露出したくないのか!
いやか!肌を出すのが!そんなにいやなんか!
やるならやる! やらないならやらない!
はっきりするべきじゃないのか!?

劇中で中尾明慶が「やめちまえ!」
と叫んだように金子監督もそう吠えるべき!
ついでにメガホンやら灰皿やらを投げて説教するべきなんですよ!


…というわけで
本来は優しくてジェントルな私ですが
悪魔に憑りつかれたかのように
怒り狂ってしまいました

それから乙女塾完全無視の歴史に腹が立ったのも
ひとつの要因です
この時代にも良い楽曲はあったんですよね
だからAKBの曲を放り込んだら大ヒットしました!って
そんなアホな…
場所(歌番組)が無かったことが要因でもあるので
そんな問題ではないと思うんですよ

あとタイムコップなる時空警察が無能を通り越して
無意味だったのも気になりました
大倉孝二の無駄遣いはやめていただきたい…

エンディング曲「Oneway Generation」のカバーも
秋元康の作詞ではあるけれど
時代的には合ってないと思います
(原曲は1987年でタイムスリップした時代は1991年)

収穫としては田野優花が二階堂ふみに似てるな…
と気づいたことくらいですかね
宮崎あおいと3人で輪を作って
ぐるぐる回りながら囲んでもらえたら
トリップできそうな気がします
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