久しぶりにやっと観れました。
これはホントとウソを混ぜたイアンフレミングの物語。いわば007番外編的なエピソード0。

昔レンタルで観て気に入り、レンタル落ちのVHSを買ったんですがDVDにはなってなくて、この度ダビングしてようやく観れました。ただいま。

イアンフレミング役はジェイソンコネリー。ショーンコネリーの息子です。

イアンフレミングが学校から軍、記者になってソ連へ行き、その後海軍情報部で国の諜報活動をしていく様子を映画にしたものです。街で敵から逃げる、カジノで敵とカード対決、敵の城に乗り込む、などポイントは抑えてある。

テイストとしては軽めな感じで展開も早く、ポンポン進んでいくので気軽に観れます。時代は第二次大戦前夜から。戦争終わって、僕は作家になるよ、と。

スパイ道具を開発する友達を情報部に招き入れるんですが名前はクインシー。Qかな。
M的な上司やマネーペニー的な秘書もいて、帽子を投げるのはマネーペニー的な人がやってます。

シェイクしたマティーニはM的な上司が注文してて、それをイアンフレミングが真似る。

セリフや小道具に007のタイトルを入れてきたり、チョイエロ映画のおっぱいくらいの間隔で007ネタが出てくるので007が好きならそこだけでも楽しめます。

ちょっとだけですがフィオナフラートン、美しき獲物たち、で敵スパイ役で出てた人がボンドガールならぬフレミングガールのひとりで出てきます。

ジェームズボンドの前身、ということで外せないのは女子にやたらモテる設定。出会った女子を片っ端から口説く、というか向こうから来るから。
生まれ変わるならジェームズボンドがいいです。

国の諜報機関からイアンフレミングを呼びに来た下っ端女子に朝ごはん作ってもらって食べてるシーンが微笑ましくて好き。


レンタル落ちの古いテープをダビングしたものなので画像は悪かったですが、観れただけでも大満足でした。

• #007