マルケス

マーシャル 法廷を変えた男のマルケスのレビュー・感想・評価

3.5
チャドウィック・ボーズマンが演じたのは、アフリカ系初の最高裁判事になったサーグッド・マーシャル。
共通点が多い『黒の司法』とつい比較してしまうけど、テイストは違っている。ファーストショットからジャズが流れて『マ・レイニー…』みたいに軽快。こちらも充分に面白かった。

マーシャルとバディを組むサムが体型込みで最高に楽しいキャラ。彼の存在がシリアスな内容にエンタメ色をプラスしてくれる。ユダヤ人を皮肉られ「最高の賛辞だ」とかわす痛快さ。脚本がニクイ。

マーシャルはキング牧師と同時代の人なんだ。これほどの功績を残した人物を知れて良かった。またまた映画に感謝。
マルケス

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