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となりの怪物くんのMのレビュー・感想・評価

となりの怪物くん(2018年製作の映画)
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完成披露にて。
原作読んでます。原作好きです。
同時に菅田くんも好きですが、今回は冷静に、贔屓目なしに観れたかなと思うので感想を。


菅田くんがとてもハルで(終始可愛い)、太鳳ちゃんは想像以上に内側から雫として存在してくれました。特に菅田くんの存在感、演技力を実感しました。本作の役柄的にはアイドル俳優ぽさを感じるかもしれませんが、涙を流すシーンのピュアな青年の表情から思わず溢れたような涙を観たときは、さすがだと思いました。24歳であの透明な表情ができるなんて。


漫画の実写作品にはもはや付き物とも言えますが、若干の展開の早さは否めません。私は漫画を読んでいるので大丈夫ですが、登場人物たちの気持ちに同じ速度で入り込めない人もいるかもしれません...。原作を知っている方ならご存知の通り、原作は恋愛だけでなくそれぞれの友達や家族との関係など、色々な要素があります。
どの実写映画にしても、その中の2つくらいまでならきっと綺麗にまとまると思うのですがそれを増やしていくと1つの濃度が落ちてしまうことがあります。だけどこの作品はその三要素がなければ(もはや)いけないと、私は分かっているので全否定まではしません。最後まで見ればわかると思いますが監督も色々なシーンを渋々カットしながら頑張ってまとめたのだろうなあと笑

それぞれのキャスティングも良かったのでは。ただ、まあ仕方ないんだけどヤマケンの気持ちの変化エピソードが足りない気はしました。


終始クスッと笑えるシーンが散りばめられているところはとても良かった。菅田くんのボケも太鳳ちゃんのかわしも良かった。


ただね、ただよ、やっぱり最後のあれは何故そうすることを選んだのか。監督さんにとても理由を聞きたいです笑 個人的には素直にやって欲しかったな〜
一応ラブストーリーなんだからそこはね、、、笑 最初から思ってたけど監督アレ好きすぎません?笑笑
最初みんな笑っていいのか戸惑ってた笑


までも春らしいあったかい作品でした
「可愛い菅田将暉」これは保証します。
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