どちらかと言えば女優としての活動が主であったエリザベス・チョンコが、自身の体験をもとに手がけた家族ドラマ。
ヒラリー・スワンク、マイケル・シャノン、ブライス・ダナー、ロバート・フォスター、タイッサ…
母親の認知症と向きあう家族の再生を丁寧に綴った感動ドラマ
前半はあんまりやったけど、後半グイグイきたわ。
子供のためにやってても親の自己満足やったり、子供はその期待にこたえるために我慢し続けてたり…
母親が認知症となり、冬の最中寝巻きで外を徘徊したことから、一度実家に戻る女性ビティ。
実家では老いた父と、近くに住みバーを経営する兄ニッキーがおり、ニッキーは徘徊の始まった母を施設に入れるべきだと主…
監督自身の体験をもとに
描かれた作品です
母が認知症になり
家で介護を続けたい父
近くに住んでいる弟は施設に入れたい
遠くに住んでいる主人公の姉は
どうしたらいいか決められない…
みなさんの気持ちは…
自分の肉親も同じような状況で、映画ながら実生活と重ねて観てしまった。
認知症は本人が気づいていると思うが、ふと全くわからなくなることがあり、その度に家族は悲しみ、傷つく。
心の傷は、家族のほうが深い…
記憶を失っていく母と
その家族の物語
あまりに自然な演技で
映画である事を忘れてしまう
それくらいリアリティがあり、切ない
本人はいたって無邪気だが
内心は薄れゆく記憶と戦っているのだろうか
…