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ブラッド・ワークのkaoruiのレビュー・感想・評価

ブラッド・ワーク(2002年製作の映画)
3.5
探偵モノとして、端正に組み上げられていて、唸るしかない。
冒頭のシリアル(ナンバー)キラーと心臓移植の設定で度肝を抜くのだが、そんな設定を忘れるくらい小悪党の小さな事件に終盤近くまで思いっきり振りきる大胆な構成だ。マジで楽しいバディ探偵モノと思わせながら、ドンデン返しと共にサスペンスいっぱいなアクションに繋げる。
今作から撮影がトムスターンに代わり、画面を深く沈んだ色が彩ることになる。
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