ウエダダダ

リバー・オブ・グラスのウエダダダのレビュー・感想・評価

リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)
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登場人物全員が草臥れた郊外の生活で停滞のドラムが鳴り響き倦怠の逃避行が始まる。銀色のハイウェイと草むらの緑、そして果てしない青。銃が拾われまた捨てられる迄の物語。何も起こらないノワール。退屈な日常への絶望的な回帰のアンチクライマックスに何故か前向きな光が差し込む。1番好きなライカート作品。