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保安官のkissenger800のレビュー・感想・評価

保安官(2016年製作の映画)
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「あるある」と思わせてから「おお」ってなり……そうな途中経過を経て最終的には「あー」。
って要約はちょっと何を言ってるのかわかりません顔をあなたにもたらすでしょうが、心配無用、実際これ見たら俺が言ってた通りだと思うはずだから。

いちばん面白かったのは主人公が仲間と思っていた連中から孤立する、およびその状況が再度反転する際の掌返し&掌返しがものすごくキレイに描かれていたところで、日韓2国間の歴史的な経緯に基づくいろいろ、ネット界隈でしばしば「ゴールポストを動かす」と表現されますが、こういうミクロを外交レベルに持ち込むと、ああなるねえ。
そしてこのエモーション発生の仕組みを両国民レベルで共有することがいかに難事業かって感想も出ました。

イ・ソンミン、チョ・ジヌンはもちろん脇役もオールスター・キャストですが、『ブラックパンサー』(2018)というよりは吉本新喜劇で、ワクワクというよりは、しみじみ。今日はこのぐらいで勘弁しといたらあ。
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