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マルサの女2をマルサするのsnatchのレビュー・感想・評価

マルサの女2をマルサする(1988年製作の映画)
3.8
これも面白い‼︎
ホンネを言うと本編よりも…🙇‍♀️
冒頭で紹介している通り、映画学校の扉を開けた学生へのプロの映画作り入門の教科書です。隅から隅まで丹念に教えてくれる。
🏙バブル期のお金がざっくざっく💴の狂都 東京を舞台に🗼仲良しの暴力団政治家銀行〰︎更に建設業者も加わり、今回のカラクリ脱税の主役は宗教団体を隠れ蓑のヤクザな地上げ屋、となると場面場面が結構くどい暑苦しい😓怪優三國連太郎の演ずる団体の長 鬼沢の濃厚さと比べるとマルサの女は押されてしまって、だんだん集中力が途切れてしまった…
しかし、メイキングを見ると真面目な三國連太郎さんの役づくりに取り組む繊細さ熱心さ、気付かなかった照明 美術さんの沢山のこだわり…何百人もの関係者が映画っていうバケモノを作り出している🤩これらを知ると、本編の後半を散漫に観ていたのが大変申し訳ない🙇‍♀️
監督は、1は入門編で本当に描きたかったのは2だそうです。鬼沢が取調べ室で叫ぶ、日本のためにお偉いさんは手を汚さねえから、汚ねえ仕事は全部俺がやってんだという啖呵はド迫力でした‼︎
あと、伊丹監督は人望ある人だったのでしょうね。スタッフのそれぞれの役割への没入感が凄まじい😆
このメイキングを観た後に、本編を観ると本当におもしろいと思います😊
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