イチロヲ

制服処女 ザ・えじきのイチロヲのレビュー・感想・評価

制服処女 ザ・えじき(1986年製作の映画)
2.5
自己の肉欲に喘いでいる侘しい男子高校生が、女子生徒へのレイプ行為を粛々と繰り広げていく。日活ロマンポルノ末期「ロマンXシリーズ」の一遍。獅子プロダクション製作。

本番行為を収めているアダルトビデオに対抗するべく、日活ロマンポルノが衰退期に投入したシリーズ。うだつの上がらない底辺部の男子生徒が、女子生徒に対して虐待行為をはたらいていく。主演男優は脚本家の渡剛敏。

本編に収録されているのは、絵画を趣味にしている女学生への絵の具責め、音楽を趣味にしている女学生への縦笛挿入プレイ、女性教諭への緊縛プレイなど。強姦行為は演出上のものなので、芝居の一環として見ていられる。

常に主人公がハンディカメラを構えたままで校内を走り回るところが良いアクセントになっている。オチを容易に読むことができるが、無許可の街角ゲリラ撮影にはテンション爆上がり必至。
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