あーぁ

人体模型の夜のあーぁのレビュー・感想・評価

人体模型の夜(1996年製作の映画)
3.4
ぼ、、、ぼく、、お、お父さんでオッキなってオナニーするんだなぁ。


人体模型ってある意味ラブドールなんやなぁ(遠い目)


とある海の近くのマンションに調香師の梨恵子が引越してきた。
梨恵子は幼い頃から他人の匂いを嗅ぐだけでその人の病気や悩みまでもが分かってしまい、それを具現化して見れてしまうというちょっと変わったスピリチュアル子。

しかし梨恵子が越してきた部屋の隣には梨恵子の生活を盗聴する謎の男がいた。
そしてそんな梨恵子を覗き見るもうひとりの男の姿も、、、

人間のエゴと性が渦巻く異常なマンションで、人体模型の悪夢とともに夢と現実が入り乱れる倒錯変態バイオレンス映画!

中島らもの短編原作を日本きっての変態監督、佐藤寿保が撮るとこうもド変態なカオス映画になるんやなぁ。

出てくる奴ら皆んな頭のネジ外れたの変態ばっか!
毎日インターホン鳴らす宗教信者、隣の部屋を盗聴し生活を真似る男、妙にキモい義手の父親、その父親の義手でオナニーする息子、匂いに敏感なあまり相手の病気や生活が具現化して見える念能力の女、、、

こんなキモいやつらばっかおるマンションとか絶対住みたない。

でもキモい義手父ちゃんとその上を行くキモい息子の親子通り越して妙に親しげな意味深関係しかり、キモキモトークや夢精トークは可愛いかったなぁ。

そんな父ちゃんの義手使って夜な夜な父ちゃんズリネタにしておシコを踏みまくる息子のキチっぷりや人体模型の腕使ってレイプする前衛的すぐるシーンに笑い止まらん( ^ω^ )

しかしながら冷蔵庫で◯◯冷やすラストがオチとしては弱かったなぁ


とりあえずスゲェもん見たなぁという見世物小屋的な映画やったわ。
あーぁ

あーぁ