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ユー・ガット・メールのkyokoのレビュー・感想・評価

ユー・ガット・メール(1998年製作の映画)
3.8
最初の模型みたいな(というか完全に模型)街の見せ方、可愛かった。
物語も可愛い。一足早い春風みたいな爽やかさ。
インターネットやメールっていう現代の道具が題材になっているのに全体的にクラシックな雰囲気が漂う。
昔のハリウッド映画のようなハートウォーミングな感じ。
それもそのはず、1940年の『街角(桃色の店)』という映画のリメイクだったんですね、これ。のちに見たけど、こちらもなかなか良い映画でした!

メグ・ライアンがブツブツ独り言を呟いたり眉をしかめたり手を振り回したりしながらメールを打ってるのを見て、「なーんだ、私と同じジャン!」と思いました。
え? みんなそんな事してない?

ジョニ・ミッチェルの「River」は私も大好き。
メグ扮するキャスリーンがこの曲について話してるのを聞いて嬉しくなったり。
エンディングに流れるキャロル・キングの曲も良かった。
派手じゃないけどちょっと心の暖まる可愛い作品。
特に終わりが良くてニコッとしました(犬も助演)。
私はこういうの好き。
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