松田智弘

ユー・ガット・メールの松田智弘のネタバレレビュー・内容・結末

ユー・ガット・メール(1998年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

終始柔らかい感じというか紆余曲折山あり谷ありなんだけど、メグ・ライアンの仕草が可愛い過ぎる笑
悪態をつけた時のできた!って顔も、しまった!ていう顔もエンディングの安堵と嬉しさ、今までの全部をまとめたような泣き顔。どのタイミングも絵になるというか本当にキュートでした。
そして、トム・ハンクスのコミカルな面と一生懸命で真剣なところが両方見られてずっとニヤニヤしながら観てしまいましたパソコンを前に文章を考えている時、思ってもないことを言っちゃったり、子供なんだけど、大人だったり。。。


お互い似ているし波長も合うんだけど、立場が違うから、出会い方が良くなかっただけで終盤の偶然約束を取り付けて会うところとか本当に楽しそうで自然体で幸せそうで微笑ましかった。
舞台がニューヨークっていうのもこの映画を引き立たせてる要因ですかね。これが東京だったり、パリだったらまた別の作品になってしまうし、伝統と革新の入り混じった文化的であり、最先端でもあるニューヨークだからこそより運命的な作品に仕上がったのかなと思いました。

そして、メール。これが粋。メール以前の文通しかり無くなるわけではないけど、今はSNSもあるしLINEとかパッと連絡を取れるものが増えてしまって…。便利にはなったけど、メールや文通にしかない良さってありますよね。
電話でもダメだし、直接会ってもダメ、顔が見えない文字だから、メールを心待ちにする。この感情はちょっと今は忘れがちなのかな…。

エンディングのニューヨークの公園も綺麗だし、色んな意味で魅力的な映画でした!
松田智弘

松田智弘