プリンス

ギルティ 狂った衝動のプリンスのレビュー・感想・評価

ギルティ 狂った衝動(2015年製作の映画)
3.6
サッカー中継で寝不足の皆様が寝ているこの時間帯、糞の様なレビュー投下の狙い目であります。恥ずかしながら、わたくし何の脈絡もなく、美女が斧を振るう画が観たくなった訳で御座います。10インチポータブル再生、プリンスです。さて、そんな欲求に答えてくれる作品。もはや撒き餌のようなジャケ、ギルティでございます。
ジャケット左手のいなせな斧担ぎが広告代理店に勤めるジョー。
右手の五反田スタイルのベルト持ちがモデルのカイリー。
この手の映画にありがちなジャケ詐欺ではございません。それなりにガタイの良い、納得の美女二人。ディスコで知り合った銀行員のベンとの不自然な三角関係的なものを延々と見せられる訳です。
既にジョーは警察にマークされていたりと、どうなっているのやら。チョイチョイ挟まれる回想シーン。どうやらこの二人、子供の頃に近所のヒルビリー家族にレイプされたトラウマありのご様子。
どうやら、これはわたくしの想像していたモノとは違う訳です。
サ、サスペンスであります。これはこれで何となく先が読めて参りました。
しかしながら物語中盤、ジョーとカイリーとベンの3P中にカイリー豹変。
アグレッシブなベルト首絞め騎乗の追い切り中にコリャたまらんと、ベン夭折。ナイスアイディア、ホモの自殺に見せかけてアッサリと切り抜けます。仕事が早い!これは慣れてますね。
続きましては、ジョーの職場のセクハラ上司とカイリーのお知り合いの映画監督との4Pに突入。1人増えたんだネ!と、呑気な事を言う暇も無くまたしてもカイリー豹変。またしてもベルト首絞め騎乗からの昇天。ちょ、ちょっと待って下さいよ。もうね、ブロンソンの薪割りでもいいからスカっとした斧振りが観たいですよ。
わたくしの勝手ではありますが、ボディコン斧振り見たさからのサスペンス経由、窒息プレー連発と、どう捉えていいのか。判断力のなくなったわたくしには意外過ぎる試合終了に目玉が飛び出した訳であります。
予期せぬデビッドリンチ!ちゃんとした映画じゃねーか!軒並み評価の低い中、恥を忍んで言いますが中の上であります。
ネタバレ厳禁、レビューは終わり!でわまた!!
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