のりまき

ゴールデン・リバーののりまきのレビュー・感想・評価

ゴールデン・リバー(2018年製作の映画)
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ジョン・C・ライリーが原作に惚れ込んで映像権を獲得し、監督に売り込んだ作品。
こりゃあ売れないよ。売れないとわかっていてソコに売り込むライリー。Love♡そしてそれに乗っかるライリー妻(本職プロデューサー)。Love♡
配給会社も売るに困ったんだろうな。それでこう言う有様になったのだろうけど、スルーしなかったことは評価。
おかしな先入観なしに見ると、間抜けなのにバカ強い兄弟の放浪譚というブロマンスのお手本のような作品。そうかー、ライリーこういうのがやりたかったんだー。8才からスタートした長いキャリアでもこういうのはなかったんだね。情に篤くて、気弱に見えてバカ強くて、そのくせ理想のシュチュエーションをシナリオにして娼婦に演じてもらうって何そのロマンチスト。
弟にホアキン!久々の弟。しかも父親がDV野郎で、反撃で殺してるって・・・。もっとかわい子ちゃん持ってくることもできるのにホアキンてあんた。
そしてジェイク・ギレンホール。なんなん。この浪費感。リズ・アーメッドもイケメンがすぎる。番宣からするとこの4人の愛憎劇っぽいが愛憎してるのシスターズ兄弟だけっす!二人は弟のポカで速やかに退場です。
フランス人監督が撮った西部劇ということで随分揶揄られたらしいけど、馬が美しく撮れていて、野営も、ガンファイトもあってご馳走様でした。
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