歩葉戸路素

タイガーシャークの歩葉戸路素のレビュー・感想・評価

タイガーシャーク(1978年製作の映画)
5.0
全裸、モザイク、怪しい映画

メキシコ製作のサメ映画らしく異色な雰囲気が満載だった…
特筆すべきは開放的なビーチの世界観
主人公男二人が全裸で船の上で日常生活を謳歌しているという設定だが
ほぼヌーディストビーチに近い
女性も脱ぐには脱ぐが、どちらかといえば主人公のお兄さんの全裸の方が沢山見れる
監督のこだわりなのかな…

お兄さんがプリプリおけつと股間をアップで泳いでたらサメに襲われるという悪夢を見るシーン、この一連が一番笑った
まず全裸で海を泳ぐシュールな場面から、ねっとりしたカメラワーク、お兄さんのプリプリの尻を狙うタイガーシャークくん、犬神家の一族の死体のような襲われ方(脚が海から突き出ている)
そして股間にかかる雑なモザイク
珍奇な光景に笑った後で冷静になり

『一体私は何を見せられているんだ…?』
と自問してしまった

ここまでほぼヌーディスト兄貴の話題ばかりだが、一応『サメ映画』である
申し分程度にサメが暴れたりするが、残念ながらタイガーシャークくん…あんまり目立たなかったよ…
でも資料映像に頼らなかったり、適度なグロシーンがあったりその辺はこだわりあるみたい(人物とサメが同じフレームに映る)
DVD化されてない超レアなサメ映画なので
VHS見かけたら必ず購入するように…!
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