若松孝二を復習する #3
これ好きだわ。
「八つ墓村」も「丑三つの村」の原案でもある津山事件をモチーフにしていると思うけど、怨念とか村の因習とかいう趣向ではなく、兄妹の愛情と、被差別と世界への復讐…
村社会の構造の描きかたは大島渚っぽくもあるけれど、オブラートに包まずにそんな社会で差別され妹への暴行をきっかけに爆発するさまをド直球に描くのはまさに反骨の作家・若松孝二の真骨頂。冒頭での暴行場面をは…
>>続きを読む暴力シーンの多いシンプルな復讐劇だが、主人公を演じた吉澤健の演技は、松田優作を思わせる雰囲気のあるものだ。
ピンク映画として括られているそうだが、日本の古いムラ社会の悪しき因習や偏見をも描き出してい…
駄作『拷問百年史』若松監督作品
とにかく悲鳴がクソうるせぇ(°Д°)///
引き笑いも嫌いだけど、引き泣きも大嫌いだわ!
異様に青姦する部落。
異様にそれに出くわす主人公。
刃こぼれしないポン刀…
レイプで日本近代史を描くシリーズ三作目。
レイプ中に事切れたかのように妹が無反応になるところでグッと引き込まれる。シリーズ通して言えることだけれど、オープニングは最高。
その後も、たわわなな乳房…
ハードなテーマを扱っているという共通点はあるものの、やはり『続日本暴行暗黒史 暴虐魔』と比べると、今作の方が圧倒的に映画的魅力に溢れていると思います。
かの有名な津山事件(津山30人殺し)をモチー…
狭く、閉鎖的なコミュニティ内ではマイノリティであったり何か欠陥があるというだけでマジョリティによる「暴力」に晒されている。
このような構造をマジョリティ側が強く意識し、改善しなければこの映画のような…