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マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴーのhocky1111のネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

元々のABBA好きが、ロンドンでミュージカルの爽快感にやられて、前作のマンマミーアで完全に虜になり、本作も満を持して見に行くことに。娘がハマってくれているのも、この上ない幸せ。
基本は前作を見ていないと入ってこないので、是非見てから劇場へ行くことを強くオススメ。母ドナの若い頃の昔話と娘ソフィーの若きオーナーとしての話が絶妙にシンクロしていて、でも明らかに違う2人。しかし、どちらも違う力強さがあり、とことんこれは女性讃歌なんだと思う。そして、極め付けはシェール。既に70を超え、最早超越した存在感。それを現実と同じように劇中でも、ときに唖然とさせる役柄で発揮させているのが、見ている側としては肩の力が抜けていて心地よい。フェルナンドとの話はかなりこじつけ感満載だけど、こんな人生のロマンって憧れる。脇役はロージーとターニャは相変わらずの安定感あるコンビだし、近所のレストランの家族は意外にドナの人生に深く関与していて、人生のセレンピディティを感じる。とにかくみんなイキイキ(←ボキャ貧ですみません)でたまらなく魅力的。自分もかくありたいし、娘にもそうあって欲しい。そんな個人的には映画観賞史に残る1本でした。
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