破壊神？ダークヒーロー？
人気ヴィラン単体映画は痛快アクション‼︎
原作を知らなくてもグッズなどで目にすることがある程のスパイダーマンに登場する人気悪役ヴェノム。
それを主役にした作品ということで、どんなダークな話になるかと思いきや、かなり観やすく面白かったです！
とにかくアクションがよかった！
ヴェノムが寄生し、その力を発揮することから自らの意志と反した動きというのも他のマーヴェル作品とは一線を画していました。
寄生した側とされた側双方の意識があるままなので、暴れるといってもハルクとはまた少し違いますね。
中でもバイクと車のカーチェイスシーンが鳥肌もの！
常人では操ることのできない猛スピードをヴェノムによる超パワーで突っ切る感じがたまらなかったです٩( ᐛ )و
あとメカ系が何気にクール！
エディの乗るバイクが格好いいなーとか思ってたら出てきたバギー。
センス良くてストーリーと別に魅力を感じてました。
ただ…もともとのヴェノムのイメージからすると、ずいぶんと親しみやすいなぁと。
今後の展開を考えると幅広く受け入れてもらうためには仕方ないのかなとは思いつつも、少し物足りなさを感じました。
ヴェノムに寄生される本作の主人公・逆恨みの暴君であるエディ・ブロックが暴走しがちだけど熱意溢れるジャーナリストって感じだったというのは意外。
あと寄生されてからがもっと自我が崩壊していくような恐怖があるのかと思いましたが、2人の距離感が何というか…ど根性カエル？
勝手にですが、もっともっとダークな作品になる想像をしてしまっていたので、ちょっと残念でした。
むしろこれは私の内なる残忍性がヴェノムを凌駕していたということか？
よくないですね！ストレス溜まってんのかな！？
しかしながらも、やはりマーヴェル作品。
見応えは充分だし、今後の展開もあるようなので鑑賞はお勧めします！
そしてヴェノムのヌメヌメネバネバ感を堪能するためには是非劇場へ！
