このレビューはネタバレを含みます
原題: L’amant double
英題: Double Lover
本作、次第にホラー映画の様相を呈してきて、ホラー映画があまり得意ではない自分は、あ、…これは…となりました。ホラー映画も観ないわけではないので作品を選びますが本作はギリギリ大丈夫でした。
解釈が難しかったのですが、結局クロエが双子で、ポールは双子ではなかった?ルイはどうなるの???
『17歳』でフレッシュで眩しいばかりだったのマリーヌ・ヴァクト。すっかり成熟した女性になっていました。
フランスにはそれはもう非常に美しい螺旋階段がそこかしこにありますが、本作の螺旋階段も見事で、DNA二重らせん構造、現実と非現実との境目がわからなくなるような目眩のような感覚の象徴ですね、どこにあるのか、行って実物を見てみたいです。