ミミック

ピーターと狼のミミックのレビュー・感想・評価

ピーターと狼(2006年製作の映画)
3.8
イギリスの作家スージー・テンプルトンによる、聴き馴染みの深い同名の交響曲にのせて送る人形アニメーション。少年ピーターの成長物語が主軸。「アノマリサ」はあえて人形であることを逆手にとった動きが特徴的だが、この作品はとことんリアル指向。目玉がキョロキョロと動いたり、涙をにじませたり。この人形アニメと普通の実写が分からなくなる、ふわふわした感覚が好き。アヒルの首の動き、寝てる猫のからだの揺れ、狼のしっぽなど難しい動物の動きがとてもリアル。氷が張った森の池に、差し込む光の木漏れ日がとても自然。
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