おじいちゃん可愛い映画。
こんなにも評価が高く愛されているのは
主人公の愛らしさと名言の数々からだろうか。
美しい町で
毎日同じような過ごした方をする90歳のラッキー。
元気であった彼が倒れた事をきっかけに
死について考えるようになる、というお話。
同じカットでいつもとは違う行動をするシーン。
何年も続けているルーティンに変化をつける事で
彼の心境や考え方が変わっている事を表す分かりやすい演出。
動きは少ないがキャラクター達の会話は
割と観てられるほど面白くどこかリアリティを感じる。
のんびりとした雰囲気を味わえる映画だが
その中にも心に響くような台詞が多く
ただ楽しむだけの映画との線引きもきちんとされている。
最後に悟りを開いたかのような長台詞は
少々やりすぎな気もしたが、、
喧嘩の為外へ出た後ラッキー達は何処へ向かったのか。
声のしない電話の相手は誰か。
分からない点も多かったが
誕生日パーティーでの表情や歌の歌詞は
何かその空白の部分をイメージさせるものでもあったかもしれない。