このレビューはネタバレを含みます
『哀れなるものたち』の熱が冷めず、他の映画ないかなと見てみたら丁度Netflixで配信されていたので鑑賞。例の如くあらすじ読まずに鑑賞したのだが、ジャンルがLGBTものとなっていたのでアビゲイルがサラあたりに恋に落ちる話だと思った。
、、と思いきや、まさかの女王様がサラとそういう関係であったという衝撃。タイトルでそういう内容かと把握。アビゲイルが女王様に取り入られ、徐々に貴族としての立ち位置を確立していく物語だった。
アビゲイルの最初のおだて上手で謙虚な性格から、どんどん本性を表し傲慢な態度になっていく様、エマ・ストーンの演技が上手い。
ラストシーンでは、女王とアビゲイルのショットからウザキ達が映る。まさかこれで終わるまいと思ったが、謎が残る演出。
18世紀のイギリス皇室の衣装と装飾品が光る美しさの中に、ドロドロとした人間関係が対照的に映る。
あの皆んなが裸のおじさんめがけて投げてるシーンは一体。