古本サバイバー

女王陛下のお気に入りの古本サバイバーのネタバレレビュー・内容・結末

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

最後にタイトルの
「The Favorite」
って大きくでるの、皮肉っぽくてすごくいい。

ストーリーも一筋縄ではいかず、
エマストーンがのし上がっていくのに感情移入してた前半。レイチェルワイズ演じるサラが強大でいじわるに見えるも、中盤以降その関係が逆転してからはエマストーン演じるアビゲイルがやり過ぎてビッチのように。このあたりでは逆にサラが可哀想に思えてそちらに感情移入してしまう。
そして一人孤独になる女王陛下。
アビゲイルの登り詰めて失脚を感じさせるラストシーン。

ドーンと「The Favorite」の文字

女たちの策謀と嫉妬がうごめいて、ストーリーも一筋縄ではいかず動いて、そして男たちはいつもどうでいいくらいオマケの存在で、素晴らしい映画でした。
古本サバイバー

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