「哀れなるものたち」の予習も兼ねて鑑賞。もともとドロドロした英国王室ものは好きだし、下品さを強調したこの監督の演出はよくハマっていて良かった。映像やカメラワークもすごく良かった。
観終えてからこの時の戦争の成り行きをWikiで読んだけど、なるほど、歴史の大きな節目の裏には、こんな女たちの策略と愛憎が入り乱れていたのか、と、物語りの多重構造に感心した。
レイチェルワイズはお気に入りの女優さんですが、今回の目当てはエマストーン。やけど、しまいめには全部アン女王様に持っていかれましたね。あの何も考えていないようで実はするどい透察力がある、と思わせる、あの表情。迫力ありました。
