ヨルゴス・ランティモス監督にしては既視感あるよくあるストーリーだったな。意外。
それでも飽きる事なく、虚しさが残るラストまでちゃんと見れた。
英国版大奥みたいな感じかな?違うかw
そういえば、映像の質感は監督っぽいかも。自然光というか、暗いとこは暗いままとか。
昔の宮殿?のセットや美術が素敵。
主役の三人の演技合戦が見もの。
特にアン王女のオリヴィア・コールマンの怪演が印象的。ふてぶてしいのに繊細で。すごくうまい!
エマ・ストーンの小悪魔的(小はいらないか)な演技も見てて飽きないし、レイチェル・ワイズの男まさりな振る舞いや時折り見せる妖艶な眼差しも◎
18世紀初頭の貴族達のアホみたいな振る舞いも興味深かった。いや、基本なんか汚かったw
監督のいつもの無機質なセックスシーンはあったね。手だったけどw