◼️宮廷の美しい調度品や衣装〜✨◼️
ヨルゴス・ランティモス監督作品〜
『哀れなるものたち』が、第96回アカデミー賞で数々の賞をとったり、主演女優賞を受賞したのはエマ・ストーン氏だったり〜
また、最近見た映画『英国式庭園殺人事件』の衣装などを、同監督が本作を作成するにあたって参考にしたとのことで、見てみました〜
宮廷の美しい調度品や衣装を眺めるのがとても楽しい〜♪
しかし、裏腹にドロドロの人間関係が、皮肉のように描かれているのが何とも言えませんね…。
広角レンズや魚眼レンズを使ってのカメラワークが面白い〜
普通であれば見ることができない関係性を、覗き見している感覚に陥らせてくれます〜
◼️女王というのは、寂しい仕事?!◼️
どの世界でも偉い人には、野心を持ったいろんな人が近づいてくる。
偉い人を利用しようとあの手この手でやってくる。
偉くなればなる程、周りには本音を言ってくれる人なんていない。
一番本音を言ってくれるのは、やはり学生までの友達だろう〜
利害関係のない時代の友人が一番信用できる。
最後のシーンのイングランドの女王アンの表情。
虚無感に満ちていた。
学生時代からの友人のサラが本当に必要な人だったのであろう〜
女王もそうですが、偉くなる、権力を持つっていうことは一見羨ましく思える部分もありますが、人間関係においては、実は寂しいことでもありますよね〜