女王陛下のお気に入りのちひろのレビュー・感想・評価

不思議な映画だった。

レイチェル・ワイズとエマ・ストーンの、女王陛下争奪戦って感じで、後が読めない物語になっていた。

オリヴィア・コールマンの演技が、とにかく素晴らしかった。気分屋で、優柔不断で、急にブチ切れる。この癖のあるキャラを、見事に演じていたと思う。表情とかも、終始ずっと不安そうな顔をしていて、なんか不思議な人だと思った。

この映画は、『その1〜』とか『その2〜』とかに分けて、物語が進んでいくので、映画というより本という感じがした。

エマ・ストーンの腹黒い感じは、怖い。
でも好き。