そーほー

女王陛下のお気に入りのそーほーのネタバレレビュー・内容・結末

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

まず18世紀辺りのイギリスの歴史について知っていると良さそうな感じ
薬草の知識を使い、アン女王の足の痛みを軽減させます。そこでわざとらしく薬草を取りに行った際に風邪を…といいわざとらしく咳をする。このワンシーンだけでアビゲイルがどんな人物が見えてくる
サラは率直な物言い、嘘をつかないということが女王に対する愛で
アビゲイルはその場その場での女王が求めてることをなんだってやるし、どんなお世辞だって淡々と言ってしまえること。
アビゲイルの私利私欲のためには手段を厭わないことは不快に思えたりもしますが
生まれから今までみると納得できるし
サラが何故に嘘をつかずに率直な物言いができるかそれは自尊心やら心の余裕があるから
貴族生まれで政治にも詳しい彼女
その2人の対立が面白かったし
完璧な映画だと思います
ドイツ人から性的に搾取されることが嫌だったはずなのに最終的には女王に搾取されてるのも面白い
実際の女王陛下は亡くなった際の棺が縦と横同じ長さだったとか
そーほー

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