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ザ・スクエア 思いやりの聖域のaiのレビュー・感想・評価

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2023年、217本目。

平等の権利と義務を有するという四角形の
アートを軸に、散りばめられた気まずさと皮肉。
あらゆる前振りが後に効いてくる構造は圧巻。
唐突に理解不能なシーンもあり腑に落ちないが、人間の矛盾と愚かさをこれでもかと見せつけられたまま終わるラストは好き。

唐突に登場するオラウータンの意図は?
パーティーの猿人間は一体誰がどういう目的で仕組んだのか?
泥棒の濡れ衣を着せられた少年は本当に引っ越しでいなくなったのか?
疑問は尽きないのに、全てひっくるめて面白かった。
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