ほとんどレンタル解禁されたゲルマンの作品の中で唯一入手しにくかったこれ。DMM様々。
ロシア革命の最中、非戦闘員ながらも将軍だったじいさんが赤軍に逮捕され革命の混乱の中で階級も仕事も家もまっさらに…
積みDVD消化。
ゲルマンは仕上がりがお気に召さなかったらしいけど良い。すんごく良い。
殺伐とした風景を背に徐々に行き場を失う中で浮き彫りになってくる不条理さが強烈。生き延びても地獄、滅びることの美…
七番目の衛星が現れるとき、道ずれにされ、運命に翻弄される小さな一人の存在
価値観の転換のなかで置時計を抱えて街を彷徨い歩く老人の後ろ姿はムルナウ『最後の人』を彷彿とさせるし、偶然にも主人公の名前ア…
ブレない男が主人公。
ロシア革命の渦中、世の中がひっくり返っても、彼は変わらない。
自らの規範に殉ずるが、彼にとっては当たり前の事。
この男を主人公に据えるのは、反革命的だと思うんだけど、原…
ロシア革命まっただなか。
信じていた、身を置いていた当たり前の世界が逆転してしまったら。それでも信じられるものとは?
タイトルにもなってあえる七番目の衛星のごとく大きな力に振り回されるのが世の常よ。…
混乱の中で一蹴される良識。ってだから混乱なんだけど。大きな力の前では無力な小さな小さな存在。そんな個人の無力感を主人公を含めた様々な登場人物のうちに垣間見る事ができる。反発は死を意味する時代で、ある…
>>続きを読むアレクセイ・ゲルマン初見にして共同監督での初長編作。革命に翻弄されるアダモフの姿を描いた映画であるため、状況の描写が重要になってくだろうがモノクロも合間って雰囲気が良かった。しかしまぁカメラとしては…
>>続きを読むアレクセイ・ゲルマンがグリゴーリ・アロノフと共同監督したゲルマンの監督デビュー作。
アレクセイ・ゲルマンっぽさはあんまり感じなかったけど、革命によってそれまでの自分たちの権威が過剰であったことに気…