停滞

七番目の道づれの停滞のレビュー・感想・評価

七番目の道づれ(1968年製作の映画)
3.8
アレクセイ・ゲルマン初見にして共同監督での初長編作。革命に翻弄されるアダモフの姿を描いた映画であるため、状況の描写が重要になってくだろうがモノクロも合間って雰囲気が良かった。しかしまぁカメラとしてはそこまで特筆すべき点が見当たらなかった。

"巨大な物体が宇宙を移動する時、小さな物体は引力に引き寄せられ軌道にのる、それで7番目の衛星が現れるんだ" 衛星=アダモフであり、つまり彼は革命軍に乗った、彼は子供も妻もなく街には居場所もなく死んだも同然であるとはいえあの状況におけるこの選択は尊さと道理が輝く。
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