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七番目の道づれのごはんのレビュー・感想・評価

七番目の道づれ(1968年製作の映画)
3.5
後ろ2つの作品しか見てないけど、長回しもないし、カオティックなキャラクターもいないし、なんかゲルマンぽくないなぁと思ってたら共同監督だったのね、なるほど。
前半、ベッドの間を通り抜けていくシーンはあれ?とか思ったけど…


苦渋の選択としてのブレスト・リトフスク条約、それを引き金として共和主義と社会主義が交差し、この国の長い内乱を引き起こす。

家族を失った、老いた将軍は手違いで捕らえられ、手違いにより家を失い、我が人生を振り返ってゆく。
写真がないならと、共に時間を刻んだ時計と家であったところを後にするが、それも旧友の元に置いてゆく。過去と決別するかのように。


若者よ、君には分からぬだろう、赤でも、白でもないということが。
じゃあな、束の間の友人よ。
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