ネムクゥ起きるの金曜日

ミスター・ロンリーのネムクゥ起きるの金曜日のレビュー・感想・評価

ミスター・ロンリー(2007年製作の映画)
3.0
【感性を磨ける映画】

『マイケルジャクソンになりきることでしかいられない
Mr.ロンリーな青年が、
マリリンモンローになりきることでしかいられない
ロンリーな女性と出会う。
彼は彼女を通じて✨城✨へ招かれる。
そこには毎日仮装して過ごす夢の世界が広がっていた♪』


↓並行してサブストーリーも。
『シスターがヘリコプターから転落。"祈ると"…(?)』


[感想]
観るのに体力をつかった。
卵でやられた。ほんと数十秒でグッと来る。

ビジュアルで独特な雰囲気を醸し出すこの作品。
世界観も内容も独特な描き方が特徴だか、
テーマは"多くの人が1度は直面する悩み"なのが共感しやすい。
明るく生きながら、向き合うとツラいから、
向き合うことでむしろ進めなくなりそうだからetc.

『そのうち自分と対峙する時が来るんだから
その時まで楽しく暮らそーー!』
と映画から聞こえてくるようだった。


きっと初見よりも後見のほうが染みる映画。


しかし
相変わらず内容が良い意味でも悪い意味でもドラッキーで
苦手でおま。
ここは監督の個性でピリリとしたスパイスなので
しょうがねぇでゲス
あ゙あ゙ぁ~~~(扇風機)


Q:観てよかった金?
良し悪し言えぬ。

琉球ガラスのように透き通る映像が
めちゃくちゃ好きで観るんだけど、
理解しようとすると体力使うんです。

たぶん理解しなくていい。
感性がまた1つ増え、失う感覚。

これを観ることで
自分が何が好きで嫌いなのか、
明確になる作品、だから観ちゃうのでしょう。