静か過ぎる森の中で父親は「絶対娘を守る!」と全身で叫んでいるようなイメージ。娘を想うその気持ちがひしひしと伝わってくる。
格闘シーンもボーンシリーズや岡田准一君みたいに洗練されたものでないところが父親の必死さを感じ好感が持てた。
ひとところに留まっても必ず逃げ道を確保する生活を約10年続けている父娘。
逞しく、そして精神的にも成長する思春期の入口にいる娘。そこにもシングルファーザーとしての苦労がある。
娘役の子は男の子と言われればそう見えるちょうどいい人選。
コロナ禍ではない時に見たらどんな気持ちになったかな。タイムリー過ぎる。